フォーラム事務局

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お知らせ&イベント

「ヘルスケア・イノベーション・フォーラム」
第23回治験IT化部会議事要旨

1.開催日時・場所

【日時】平成30年2月16日(金)16:20〜16:40
【場所】高松サンポート合同庁舎 南館101大会議室
【出席】40名

2.開会
3.議事概要
  • 1.K-MIX+を活用したANAFIE Registryの推進−経過報告−」

    第一三共株式会社 メディカルサイエンス部主査 鏑木 淳平氏より、「K-MIX+を活用したANAFIE Registryの推進−経過報告−」についての発表があった。

    【質疑応答】
    Q.

    K-MIX+を使っていただきありがとうございます。そもそも香川県の16の中核病院の病院長を説得して、色々な情報を見せるというところで、妥協したのが7項目、ドクターが何を日常的に考えているかなど全部見えるので、非常に便利。ドクターたちの理解が深まっていけば、どんどん情報開示してくると考えている。また、4月以降から香川県では調剤薬局でも見えるようにしている。まずは香川大学がテスト的に周囲の調剤薬局と連携するところから始める予定。(原座長)

    Q.

    ANAFIEの治験というのは、心房細動の患者さんのための血液が固まらないようにする薬の影響を見る臨床研究ということだが、第一三共の薬で研究するだろうか。それとも色々な薬で研究するのだろうか。(上野氏)

    A.

    疾患のレジストリーになっているので、特に薬を制限していない。そのため、投薬されていない方も含まれている。(鏑木氏)

    Q.

    第一三共は素晴らしく、全てのDOACの薬を対象とするということで、ANAFIEのプロジェクトはおそらく素晴らしい成果が出るだろう。しかも全国の都道府県で行われているプロジェクトの中でも、地域医療ネットワークを使っているのは香川だけなので、2年後にデータが出た時、他の製薬企業もK-MIX+を使ってみたいと思うようになればいいなと考えている。 (原座長)

    Q.

    今のお話しからすると、この手の医療情報は病院長が出す、出さないを決めている。それ以外にカルテを書く医師の方がどこまで情報を出していいかといった思いもあるだろうし、さらに診てもらった患者さんも自分自身の医療情報として出したい、出したくないといったことがあるだろう。意思決定が複数に分かれていることがややこしくなっていると思う。そういった中で極力、情報を公開したいところには公開していくような流れを今後とも原 先生に継続いただき、きちんと匿名化した状態で産業界にも使えるといった形で広げていっていただけるとありがたい。(大家副座長)

4.その他 次回の案内など

原座長、大家副座長より閉会の挨拶。
次回のHCIF会合は平成30年7月12日(木) 13:00〜 
産総研 臨海副都心センター 別館11F 第2、第3会議室にて開催予定。
(詳細は事務局よりご案内します。)

 

5.閉会

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