
【日時】平成29年2月10日(金)16:45〜17:15
【場所】高松サンポート合同庁舎 アイホール
【出席】40名
EPI株式会社 臨床研究開発センター長 廣ア 真史氏より、「ANAFIE Registry」におけるかがわ医療情報ネットワーク(K-MIX+)の活用について」の発表があった。
K-MIXを使っての臨床研究に関しては、これまで香川県医師会としても非常に前向きに取り組んでおり、成果も上がり評価も高い。今回はK-MIX+を主に使うということで、参加する施設には足りない情報を入れていただけるようにすればすぐにできるということと、それが難しい場合は、その情報をK-MIXを使って添付ファイル機能で送ることができる。(原座長)
その件に関しては、やり取りの用紙を作り、色々な方法を考えている。(廣ア氏)
それをWEBか何かにして、さらに病院へ行くということをやってほしい。(原座長)
わかりました。(廣ア氏)
臨床試験や治験の効率化に役立っていると思う。日本全国がこういうパターンになると経費節減になってぜひ進めるべきだと考えている。ただ、現実は各病院のSMOがいっぱい入っている。今は臨床研究だから大きな問題にはなっていないと思うが、治験等に発展していくとSMOが困るのではないかと。そういった心配はないのだろうか。(上野氏)
SMO協会という協会があり、そこに関係している会社があるのだが、基本的には右肩下がり。治験の方で活性化しているのはがんの領域だけで、そこではCRCが足りないのだが、全体的に費用圧縮ということもあり、SMO協会自体が厳しい状況にあると思う。会社もどんどん合併され、小さい専門会社が生き残るのが難しい。もちろん、香川大学も含め、地域の中核病院は自分たちでCRC、治験をしてくれる人を雇っているが、この先厳しいと思う。(廣ア氏)
今回このANAFIEでは全部で30000例(登録予定)とのことで、宣伝効果も十分にある。(原座長)
香川県のやり方と他の地域を比べて、この取り組みをぜひ積極的に発信していこうと考えている。(廣ア氏)
原座長、大家副座長より閉会の挨拶。
次回のHCIF会合は平成29年7月13日(木) 産総研 臨海副都心センター
別館11F 第一会議室にて部会を開催予定。(詳細は事務局よりご案内します。)
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