フォーラム事務局

香川大学瀬戸内圏研究センター

〒761-0301
香川県 高松市林町
2217-16FROM香川2C

TEL : 087-887-4967

FAX : 087-887-4967

お知らせ&イベント

「ヘルスケア・イノベーション・フォーラム」
第19回治験IT化部会議事要旨

1.開催日時・場所

【日時】平成28年2月19日(金)17:00〜17:30
【場所】高松サンポート合同庁舎 アイホール
【出席】40名

2.開会
3.議事概要
  • 1.「Remote SDV K-MIX+を利用した治験の取り組みに関して

    一般社団法人日本CRO協会 顧問 渡辺 敏彦氏より、「Remote SDV K-MIX+を利用した治験の取り組みに関して」の発表があった。

    【質疑応答】
    Q.

    コメントになるが、治験のIT化に関して、色々な方との出会いで今日まできている。K-MIXは実データを動かすシステムで元々電子カルテの中から治験に必要なデータをHL7やCDISCで取り出そうというのをずっとやっている中で、まずは(データが)「見える」というのがK-MIX+であり、K-MIX+を使うと、様々なベンダーの電子カルテを見ることができるのが特徴。香川大学の横井教授が医師会にOKを取るところが大変だったというのは確かで、K-MIX+は民間で使えるようにするというのはかなりハードルが高かった。しかし、サミットの開催が決定したことも含め、K-MIX+が認められ、国策的にこういうシステムが重要だということで、医師会理事会においても認めていただけた。香川大学側は私が医療情報部にいる時から取り組んでいたのだが、現在、横井教授が臨床研究支援センターのセンター長をされており、タイミング的に両方が合った。県立中央病院の太田病院長はすぐにでも一緒にやりたいとおっしゃっており、複数の医療機関が参加することになるだろう。また、電子証明が4月から実現するので、電子カルテの中から必要なデータをxmの形にしてK-MIXの方の基盤を使うとそのまま送ることができ、高度なセキュリティーで情報を守ることができる。(原座長)

    Q.

    SDVのオンライン化は治験の効率化に大変役立ち、大切なことだと思うのだが、アメリカやヨーロッパ各国等、世界の動きはどうなっているのか。例えば、この分野で日本がトップを走っていけるようなものなのかお聞かせいただきたい。(上野氏)

    A.

    データを集めるところのプロセスも日本とアメリカではかなり違うようで、はっきりしていない。ただ、このように電子的にシステマチックなアプローチをしているという報告は海外ではない。おそらく日本独自のアプローチで、将来的にこれが電子的に情報でつながっていくということになると一歩先に行く話につながるのではないかと理解している。(渡辺氏)

4.その他 次回の案内など

原座長、大家副座長より閉会の挨拶。
次回のHCIF会合は平成28年7月21日(木) 産総研 臨海副都心センター 別館11階
第一会議室にて部会を開催予定。(詳細は事務局よりご案内します。)

 

5.閉会

Copyright © 2009 Healthcare Innovation Forum All Rights Reserved.