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「ヘルスケア・イノベーション・フォーラム」
第16回治験IT化部会議事要旨
1.開催日時・場所
【日時】平成26年11月28日(金)17:00〜17:50
【場所】高松サンポート合同庁舎 アイホール
【出席】50名
2.開会
3.議事概要
- 1.「電子カルテとEDCシステムの連携
-ワクチンと副反応に主眼を置いた安全情報報告様式の検討-」インテル竃@人営業推進本部 公共 医療事業開発 担当部長 清水 由香氏より、「電子カルテとEDCシステムの連携-ワクチンと副反応に主眼を置いた安全情報報告様式の検討-」について発表があった。
【質疑応答】
Q.どの程度のサンプル数を想定されているのか、またどのようなプランで実際進めていくのか。(大家副座長)
A.協議会の諸先生方と相談しており、今のところデモ画面が出来上がった状況。今後どれくらいのサンプル数を集めていくか、製薬協の方とも検討し進めていきたい。(清水氏)
Q.原座長のご意見をお聞かせいただきたい。(大家副座長)
A.次のご発表、クラウド型によるワクチンの自動接種システムとの連携、K-MIXの基盤を用い、各医療機関の電子カルテと連携できた上でどうかというイメージを持って話を聞いていただきたい。子宮頸がんワクチンについての問題があったが、ワクチンの副反応についてきっちり国際標準のフォーマットで集める、しかもそのデータを個人、薬剤師、医師も入れられるシステムを作るというのが今回の目的。電子母子健康手帳標準化プロジェクトの中で、インテル社がスタート時の研究開発をサポートしてくれたおかげで素晴らしいソフトができた。開発は横井教授(香川大学医学部附属病院)が中心となっており、PMDA、製薬協、法的団体と連携していくことが肝要。これからも期待していただきたい。(原座長)
- 2.「ワクチンの自動登録システムとそのクラウド化に関して」
株式会社テクノアスカ ITシステム部 部長 可児 忠夫氏より、「ワクチンの自動登録システムとそのクラウド化に関して」について発表があった。
【質疑応答】
Q.先ほどのインテルの発表内にあったシステムは、ワクチン開発時の副作用情報等の登録システムの話と理解したが、そちらのシステムとの連携はどうなっているのか。(上野氏)
A.収集した治験データに関してデータベース化することによって、新しいワクチンや薬品を開発するためなど色々な意味で利用方法があるのではないかということの実証実験を行っていきたい。(可児氏)
Q.別のシステムのように思えるが。(上野氏)
A.システムは別。連携してつながっていけばよいと考えている。ユーザー側が入力するものとしては電子母子健康手帳からインテル社が作ったモジュールを呼び出して、副反応があった場合にそちらに入力し、情報収集をしていく形が取れればよいと思う。(可児氏)
Q.クラウド環境のガバナンスは日本国内にあるのか。(山地氏)
A.日本にある。できればK-MIXに参加させていただきたいと考えている。(可児氏)
4.その他 次回の案内など
大家副座長より閉会の挨拶があった。
次回のHCIF会合は2015年2月27日(金)高松アイホールにて部会を開催予定。
(詳細は事務局よりご案内します。)
5.閉会
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