お知らせ&イベント
第9回事例研究部会議事要旨
- 日時
- 平成23年6月27日(月)13:30〜15:30
- 場所
- 高松合同庁舎 アイホール
- 開会
- 議事概要
(1)事例研究
@「東日本大震災における医療情報化の効果について」
〜Disaster Recovery における電子データの有用性〜
1:岩手県における周産期医療電子カルテ「いーはとーぶ」の現状紹介
岩手県立大船渡病院 産婦人科 小笠原敏浩氏より、岩手県における周産期医療電子カルテ「いーはとーぶ」の現状紹介について説明があった。
2:被災地に対するK-MIX・ドクターコムの利用した長期的な遠隔医療支援に関する検討
香川大学医学部附属病院 医療情報部 特命助教 山肩大祐氏より、被災地に対するK-MIX・ドクターコムの利用した長期的な遠隔医療支援に関する検討について説明があった。
3:遠隔診療における規制緩和(震災地域及び全地域)
日本遠隔医療学会会長 香川大学瀬戸内圏研究センター 特任教授
徳島文理大学理工学部臨床工学科 教授 原量宏氏に遠隔診療における規制緩和(震災地域及び全地域)について説明があった。
4:岩手県における医療機関連携緊急インターネット回線のネットワーク化について
情報通信研究機構 推進室 榑松八平氏より岩手県における医療機関連携緊急インターネット回線のネットワーク化について説明があった。
【主な質疑応答】
Q. | 使用したルーターは何段にも中継できる機能をもっているのか。 |
A. |
使用したメッシュルーターは5ホップくらい。既存のネットワークと繋ぐゲートウェイルーターの下にメッシュルーターを作った。ホップ数が増えるにつれスループットが落ちてしまう。可能であればゲートウェイルーターをエリアに配置し、2、3ホップでカバーするのが映像データを伝送する遠隔医療に有効かと考える。音声データの伝送であれば5ホップで全く問題ない。(榑松氏) |
(2)参加団体による取組報告
●JGN-X 香川の取組み
香川大学瀬戸内圏研究センター 特任教授 徳島文理大学理工学部臨床工学科 教授 原量宏氏より、JGN-X 香川の取組みについて説明があった。
(3)健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業におけるかがわeヘルスケアコンソーシアムの実証成果
(株)STNet マネージャー 横田貴文氏より健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業におけるかがわeヘルスケアコンソーシアムの実証成果について説明があった。
(4)医療・健康情報における標準規約検討委員会の状況について
(株)STNet チームリーダー 石井貴一郎氏より医療・健康情報における標準規約検討委員会の状況についての説明があった。
- その他
- 次回のHCIF会合は9月頃開催予定。
- 閉会
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